弊社では中古ピアノの輸出を長年にわたり続けてまいりました。
現在でもヤマハ・カワイのピアノを中心に、40年・50年経ったピアノでも十分再利用が可能です。
しかし、製造からそれ以上の年月が経ったピアノは年々再利用がしづらくなっています。
現状では、2本ペダルの初期生産モデルから段々と値段が付かなくなり、ゆくゆくはお客様ご負担での有料引き取りとなっていき、中には再利用が難しく引き取り不可のピアノも出てきています。それはヤマハ・カワイ以外の国産メーカーも同様です。
原因としましては、年々ピアノが古くなってくることもありますが、古いピアノの再利用ほど海外への輸出がメインになります。
そうなってきますと、当然のことながら海外の需要に左右されます。昔はどんな中古ピアノでも輸出することができましたが、海外でも同様に、初期生産モデルの評価が段々と下がってきているのが現状です。
海外販売が難しいモデルの輸出が滞り、在庫が溜まるのを防ぐために国内で引き取ることができない、というスパイラルに陥っていきます。世界的にも評価が高いヤマハ・カワイのピアノでも、この現象は起こっています。
“断捨離”という言葉も出てきましたが、ピアノ自体は重く、簡単には動かせません。安全に移動又はや処分するには、ピアノ専門の運送業者に依頼する必要があるでしょう。部屋の壁際に置いてあっても畳一畳ほど場所を取ってしまうため、ピアノを使っていない時はそのスペースを有効活用できません。
一家相伝でピアノを共有することは素晴らしいことですが、ご家族の生活スタイルや趣味も様々変化します。いつかまた弾くだろう、ということで調律を継続されているケースもあると思います。
更にピアノには思い入れがある方が多いため、どなたも処分に迷ってしまいます。
ですので、もしどなたもピアノを弾く予定がないのであれば、思い切って処分するのも一つの方法です。
ご興味がある方は、ぜひ富士楽器の詳細査定のフォームから、引き取りの条件だけでもご確認いただくことをお勧めいたします。
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https://www.fujigakki.co.jp/sell/satei/
40年・50年前のヤマハ・カワイであれば、査定金額が付くことが多いです。
下記のピアノ買い取り相場表でも参考ランクを確認できます。
使っていない時に処分し、必要になった時に新しくピアノを購入するのも一つの選択肢ではないでしょうか。